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9月13日

変わりゆく葬儀の形、変わらない弔う気持ち


最近久しく聞かれなくなった言葉として葬列という言葉があります。

おそらく現在生きている人の中で葬列を実際目にしたり、参列したことがあるという人は非常に少ないでしょう。

葬列は亡くなった人を墓地に運ぶための列です。

江戸時代ごろにはこうした葬列を専門にする業者が存在していました。

さまざまな葬具が使われ、葬儀や葬列が派手になっていったのです。

派手になり過ぎた葬儀に対して、幕府から取り締まる法令が発令されその規模が縮小されました。

そして時代が経ると再び葬儀の規模が大きくなっていったのです。

葬列は東京では大正時代くらいまで続いていたと言われています。

その葬列は、家族でも友人でもない葬列に参加するだけの専門の業者を雇って行われていました。

葬儀の費用はどんどんと高額になり、数年の間に両親が亡くなると、葬儀の費用で家が傾くと言われたほどでした。

しかし過熱した葬列への費用は無駄であると考えられるようになり、葬列そのものがなくなっていきました。



代わりに現れたのが告別式と祭壇です。

それまで葬列に参列していた人たちは告別式に参加するようになりその式の規模が大きい方がランクの上の葬儀だと考えられるようになったのです。

葬儀の祭壇はその葬儀の格付けをするものであり、社会的成功やその人物の功績を表すものになったのです。

しかし、バブル期の派手葬を通して告別式が大規模になりすぎたため、現在では葬儀という形式のみを行う家族葬が好まれるようになりました。



このように時代に合わせて葬儀の形というのは大きく変化しています。

派手になり、そして無駄を省き、そしてまた派手になり、というループを繰り返しています。

その根底には故人が立派な人物であったということを皆に知ってほしいという思いが遺族の中にあるからでしょう。



現在では家族葬などの弔問客を伴わない葬儀の形が主流になりつつあります。

それは社会的な構造の変化や無駄を省こうなどという気持ちもあるからかもしれません。

しかし、故人を立派に送り出したいという気持ちに時代による変化はないはずです。



ハートフル小さな家族葬は小さいながらもご遺族の方が納得のいく葬儀を送れるよう日々尽力しております。

葬儀は亡くなった方を送り出し、そして遺族の方が新しいスタートを切るための儀式です。

ハートフル小さな家族葬は千葉県の船橋、習志野、鎌ケ谷を中心に多くの葬儀のお手伝いをさせていただいております。

千葉県で葬儀をお考えの際はハートフルをご用命ください。

千葉・船橋の葬儀なら
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