MENU
1月24日

火葬の歴史と葬儀業者の必要性


現在、先進国を中心に多くの地域で火葬化が進んでいます。

イギリスや韓国などは近年急激に火葬の割合が多くなってきています。

またキリスト教のプロテスタントの多い地域では一般的に火葬は行わないことで知られていましたが、カナダなどでは近年少しずつ火葬というものが見直されてきています。



日本での火葬の割合は99.9パーセントを超えています。

日本の庶民の火葬の歴史というのは主に江戸時代に始まります。

火葬そのものについては遠い昔から行われていましたが、薪などの燃料の確保やそれが可能な財産の確保が可能な者だけが火葬を行っていました。

江戸時代に入り火葬が一般的になってきた背景には都市部の住宅事情の変化があります。

戦乱のない時代であった江戸の260年の間に日本の都市部には人口が増加していきました。

都市として整備が行われ江戸や大阪は当時の世界でも屈指の人口密度の高い都市だったと言われています。



そうした人口の増加した都市には問題が発生します。それは土地の問題です。

人口が増加すればそれだけ住宅や商工業に必要な土地が多くなります。

そうした状況下で遺体の処理というのは大きな都市問題のひとつでした。

人口が増えればそれだけ生きている人間が使う土地の量は大きくなる、そのうえ人口が増加すればそれだけ亡くなる人も増えていく。

人口密度が高くなった都市において土葬で遺体を埋葬するのは非常に困難になっていったのです。



そのひとつの解決方法が火葬でした。

火葬は土葬と違いその遺骨を収蔵するうえで必要な土地が少ないというメリットがあります。

また土葬のように一度埋葬を行うとその土地を長期間にわたって利用できないということもなくなります。

そうした意味で利用可能な平野部の少ない日本では火葬が急激に普及していきました。

明治時代に入り、一時期法令で規制されたことはあったものの、終戦間際の燃料が不足している時期を除いて火葬の割合はどんどんと増加していきました。

火葬率の高さを支えていたのは民営の多くの火葬場でした。現在ではそうした火葬場は公営の割合が増加しています。

海外でも同様に火葬場の数が増えている国も多くあります前述したイングランドや韓国などがそのひとつの例です。



日本では海外と比べて宗教に対する意識が低いと思われています。

しかし、初もうでや七五三、成人式や葬儀など多くの行事は宗教をベースに行われているものです。

そのため現在でも葬儀はある程度画一的な形式で行われ続けています。

かつては民営の火葬場などに代表される地域の葬儀に関する組織などが葬儀の取り仕切りを行っていました。

しかし現在ではそうした葬儀を行う講や組合などは少なくなり葬儀業者が葬儀の取り仕切りを行っているのが現状です。



ハートフル小さな家族葬は自社と提携の葬儀式場が約50ある千葉県の葬儀社です。

船橋、習志野、千葉などの地域で葬儀をお考えの際はハートフル小さな家族葬にご相談ください。

千葉・船橋の葬儀なら
[小さな家族葬]byハートフル
小さな家族葬は、常にお客様の立場になってご提案から当日までお付き合いをさせていただきます。
対応エリアは千葉全域から船橋まで対応いたします。安心のセレモグループです。

PAGE TOP