セレモ プロフェッショナルに訊く vol.9 「人生で最も幸せで長かった一日 そばには父の笑顔がありました」

ハート to ハート vol102(2014年冬号)
セレモ　プロフェッショナルに訊く

マリアチャペル マリベール柏
ブライダルコーディネーター
青島　亜紀 様

マリベール柏の結婚式は、ゲストの皆様に喜んでいただけるものであるとともに、お二人とそのご家族に、最高の一日をご提供することを、心がけております。
初めてお越しいただいたお二人が、どのように結婚式の当日をお迎えになるのか。

そしてご家族、お父様のご様子について、今回はブライダルコーディネーターの青島亜紀さんにお話をお伺いしました。

お二人とは、どのようなお打ち合わせを経て当日をお迎えになるのですか？

準備は衣裳合わせにはじまり、衣裳小物（アクセサリー・ブーケ）、ヘアメイク、ネイル、招待状発送や会場コーディネート、料理、引出物、席次表、音楽等、決めていかなければならないことは沢山ありますが、こうしたゲ ストをおもてなしする準備を、お二人のご希望をお聞きしながら、充分にお時間をかけて、当日をお迎えいただきます。

当日、ご新婦様は、どのようなご様子で一日をお送りになるのですか？

挙式の二時間半前〜三時間前に式場にお入りいただきます。やはり緊張されている方が多いのですが、まず私どもは「準備は万事整っておりますので、あとは全てお任せください。ご新婦様はどうか一日、リラックスしてお楽しみください。」と申し上げます。それから親御様への感謝を綴ったお手紙を預かった後、ブイズルームでヘアメイクに入られます。挙 式一時間半前にお支度が出来上がりましたら、その後はスタジオで写真撮影をしたり、ゲ ストと写真をお撮りになったり。こうしてお気持ちがほぐれたあと挙式に臨まれる形になります。

お二人からはどのようなご要望が多いですか？

結婚式全体についてご要望をいろいろお聞きしますが、その中でもサプライズをしたいという事で、内緒でプランナーに相談される事もあります。先日もご新郎様から、プロポーズをきちんとしていないという相談があり、それならばと披露宴の中でゲストにもご協力いただき「サプライズプロポーズ」を行いました。ゲストに一輪ずつお花を配り、それをご新郎様が集めると花束になり、その花束をご新婦様へわたしながらプロポーズをしたシーン が本当に素敵で、ご新婦様も大感激されていました！

ご衣裳についても、やはりこだわりをお持ちでしょうね。

当式場では衣裳の数が豊富なのも特長で、ご本人の魅力が最も引き立つ衣裳を時間をかけて、ご納得いただくまで選んでいただいております。マリベール柏の教会はバージンロードが23ｍと長いので、ドレスはトレーンの長いタイプが特に素敵です。デザイン上で短いト レーンを選ばれた時にはベールを長くすると、うしろ姿も引き立ちますとアドバイスもさせていただいております。

お料理についても、特長があるとお伺いしたのですが。

他の式場では洋食を中心にお料理をお出しする場合が多いのですが、マリベール柏では、結婚式に相応しい華やかさを演出しながら、和洋中の組み合わせでご提供させていただいて います。このお料理は、お二人の親御様やご親戚の方々など、特にご年配のゲストの皆様には親しみやすく、とてもご好評をいただいております。

ご新婦様のお父様は、結婚式の当日はどのようなご様子ですか？

皆様それぞれですが、やはりちょっとそわそわされているお父様が多いように見うけられます。ただお支度が出来上がった時のお嬢様のお姿を見ると、皆様おち着かれて、とても嬉しそうな表情をされています。
チャペルの扉の所で、まさしく入場直前にご新婦様が「お父さん今までありがとう」と一言。そんなお二人を見ると、いつも感動させられます。